FⅩを始めて数ヶ月経ったんだけど、
あんまり成績がパッとしないのよね…。
勝つためにはfx検証が重要って聞いたんだけど、
具体的になにをしたらいいかわからないや…。
私めんどくさがりだから何をどうやったらいいか教えて!
こうした悩みや不安にこたえる記事です。
本記事でわかることは下記の通り。
兼業トレーダーのCHAN-YUです。
僕も、一時期過去検証かなりやってました。
4年くらい過去検証しているので信ぴょう性あると思います。
fx検証のことはこの記事1本で大体わかるので、ぜひ最後まで見ていってくださいね!
FX検証の具体的なやり方【7つの手順】
結論、以下の7つを手順通りにおこなえば正しいfx検証をおこなえます。
- テーマを決める
- 検証作業
- データを記録
- 気づいたことをメモ
- 集計と弱点の発見
- ➀~➄をくり返す
- 自信がついたらリアルトレードへ
ひとつずつ丁寧に解説していきます。
➀テーマを決める
まずは検証のテーマを決めます。
理由は、効率的に検証をおこなうためです。
テーマは自分のルールに何か条件を加えたり除外してきめます。
または、自分のルールをそのまま検証してみてもOK。
具体的には下記のような感じ。
- マイルールの利確設定幅を1.5倍にして通年でどのくらい利益が残るか検証。
- マイルールのエントリーする時間帯を21時以降のみに限定して検証。
- 現在のルールが12か月間で利益がどのくらい残るのか検証。
また、テーマを1つに絞るのがポイントです。
テーマを絞らないと、意味のある検証ができないです。
理由は、単純に集中して検証ができなくなるから。
例えば、悪いテーマの決め方は下記のような感じ。
- マイルールを検証しながら、まだアイデア段階のルールもあわせて検証。
- 損切ラインを検証すると決めたが、利確ラインも調べたくなったので途中から検証。
②検証作業
検証テーマが決まったら、実際の検証作業にはいります。
今回は例題として、下記の仮マイルールを検証テーマにします。
期間は1年間でどのくらい利益が残るかを検証します。
今回はMT4を使って説明します。
赤い縦ラインからスタートします。
ドラッグして、右のほうのチャートを徐々に表示させます。
4時間足20MA付近になったら黄色い縦ラインでマークを付けます。
1時間足に切り替えて、黄色いところで何が起こっているのか観察します。
ちなみに赤い横ラインは4時間足20MAの位置です。
今回は条件になっているのでエントリー。
条件になったので利確。
➂データを記録
必ずとれたデータを記録しておきましょう。
なぜなら、データを記録しないと、ルールの改善につながらないからです。
具体的に、下記の項目など。
エクセルに記録するのがおススメです。
後々、集計が楽になります。
➃気づいたことをメモ
検証していて何か気づいたことがあったら、メモを取っておきましょう。
理由は、次回以降の検証テーマになることがあるからです。
具体的に、今回の例題ではこんな感じ。
- 利確になるときは、4時間足20MAの近くに1時間足のラインがあることが多い?
- 4時間足20MAの傾きが大きい時に勝ちやすいかも…。
ここは感覚的なもでもOK。
どんどん気づきをメモして、検証の材料をふやしましょう。
➄集計と弱点の発見
検証が一通りおわったら、検証した結果を見てみましょう。
あわせて、そこから見えてくるルールの弱点を洗い出しましょう。
例えば、今回は下記の結果になったとします。
検証を集計した結果、、100回のトレードで負け越すというデータが取れたとします。
そのデータから、ルールの弱点をさがします。
今回の例題だとこんな感じ。
- 勝ち回数>負け回数
- 勝ちpips<負けpips
上記の結果から、「リスクリワード比率」が問題である可能性を発見できました。
⑥➀~➄をくり返す
➂~➄で取ったデータの結果や気づきをもとに、
現在のルールに、新たに条件を加えたり除外して新ルールをつくります。
具体的にはこんな感じ。
- リスクリワード比率を1:1.7に修正。(➄の結果より)
- 4時間足20MAの近くに1時間足の節目ラインがあるときのみエントリー(➃の気づきより)
再度➀にもどって、新ルールを検証します。
もし現在のルールより成績が良くなれば、新ルールを採用。
ここまでで、一旦検証作業がおわります。
➆自信がついたらリアルトレードへ
くりかえし検証をおこなうことで、どんどん自信がついてきます。
そうしたら、次第にリアルトレードで試したくなってくると思います。
検証とリアルトレードの違いをすり合わせていくことでルールはより磨かれます。
なので、実弾で打ってみるのもよいでしょう。
FX検証をするときの注意点4つ
➀検証する目的を忘れがち
最初に決めたテーマを忘れちゃうのは、検証あるあるの一つです。
理由は、検証していると気づきがたくさん出てくるから。
新しいアイデアや気になることがいっぱい出てきて、そっちに気をとられてしまうんです。
具体的にはこんな感じ。
- なんか勝てる時間帯に偏りがあるような…ちょっと一旦そっち調べるか。
- さっきからダブルボトムで入ってれば勝てる局面ばっかりだな…。ちょっとルール変更…。
気づきは大事なのですが、それに気をとられすぎると、本来発見できたはずのルールの特徴を見逃しかねません。
気になることはメモをとって、あとで精査しましょう。
②都合のいいデータを集めがち
検証していると、途中でルールを変えて都合のいいデータを集めやすいです。
理由は、データをとるというより検証で勝とうとするからです。
僕もむかし検証している時よくやってました(笑)
例えばこんな感じで。
- この負け局面は本番だと見逃せるからノーカウント。
- この勝ち局面は指標で一気にあがってるので、利確はルールだと無理だから上がりきったところでっと。
ルールで決めたこと以外をその場で決めてしまうと、正確なデータが取れません。
都合のよいデータをとらないように気をつけましょう。
➂検証する期間が短すぎるとダメ
検証するときは期間を決めておこないます。
ただ、検証する期間が短いと、サンプルが少ないことが多いです。
サンプルというのは、検証でとれたデータの数のことです。
サンプルが少ない=検証結果の信ぴょう性が低いと覚えてください。
具体的には、最低でも「1年以上」が目安です。
統計上、データ数が約400個で信頼できる水準だそうです。
ちなみに僕は20年分くらいのデータをとっていました。
データの数は増えれば増えるほど信ぴょう性が高まります。
➃結果が出るまできつい
検証する上での注意点、ラストは根性論です。
フツーに検証はめんどくさいです(笑)
特に結果が少しでも出るまでの間はきついです。
なぜなら、作業量がとんでもないので、結果が出なかった時のことを先に考えてしまうから。
人間きついことやって、それがムダになるのが一番嫌ですから。
ほんとにやってて意味あるのかなぁ…。
当然こう思ってしまうこともあります。
しかし、途中でやめるのはおススメしません。
まずは少しでも結果が出るまでは継続するのが良いでしょう。
結果とは勝てるようになることだけを指しません。
損失が少なくなることだって立派な結果ですよ。
結果さえ出れば、検証したほうが自分にとって得があると、実利ベースで理解できるので継続しやすくなります。
ただ、安心してください。
今まで過去検証したことのない人が、過去検証をして結果が出ないわけがないです。
断言しますが、100%結果は出ます。
FX検証をするメリット3つ【やる意味がないわけがない】
➀自信がつく
検証をすることで、確実に自信がつきます。
なぜなら、データ根拠のあるトレードができるようになるから。
特にこんな方には効果てきめん。
- 今までトレードをなんとなく感覚でしていた
- 誰かのマネや商材にたよったトレードをしていいた
- エントリー前になると不安になる
どっかで見聞きした情報ではなく、自分で調査した情報なので、データに対する信頼度合いは桁違いです。
②長期的視野をもてるようになる
検証すると、長期的視野に立ってトレードできるようになります。
理由は、一回一回のトレードというよりも、月単位年単位での勝ちにこだわるようになるからです。
1トレードの勝ち負けに一喜一憂することが減ります。
特に下記の症状がある方には効果が大きいです。
- トレードで負けると熱くなってしまう
- トレードで負けると落ち込む
- トレードで勝つと気分が高揚する
少なくとも1か月単位でものごとを見るようになれるので、上記の症状はかるくなります。
月末に利益が残っている自信があれば、1トレードに固執しないはずです。
➂他人の手法が気にならなくなる
これは➀に似ているのですが、要するに「自分のやり方1番いい!」となります。
結果、他人の手法をうらやましく思わなくなります。
なぜなら、あなたには検証したやり方でプラスになる自信があるからです。
例えば、検証をしてない方は、高い確率で手法をコロコロ変えてしまいます。
手法をコロコロ変えることには大きく2つのデメリットがあります。
- 知識やデータが浅く広くなるのみで、深く確信のあるデータを集められない。
- 負けたことを他人のルールやテクニカル指標のせいにできる。
けっこう重要なので深堀ります。
まず一つ目のデメリット。
トレードで勝つためには、一つのことを深く深く掘っていく必要があります。
なぜなら、そんな浅い知識で、言い換えるなら教科書的な知識で勝てるほど、相場は直線的には動かないからです。
ひとつに特化してはじめて太刀打ちできるレベルなのです。
ただ、いくつもテクニカル指標を勉強する必要はありません。
ボリバンと決めたらボリバン。移動平均線と決めたら移動平均線。
一つ決めたら、徹底的に使いこんで自分のモノにしてください。
次に二つ目のデメリット。
負けてる人はこれをよくやってるイメージです。
例えばこんな感じ。
- 負けたのは参考にした人や商材のせいだ!
- このテクニカル指標まったく勝てないじゃん!もう使わん!
自分で検証したデータとルールをもってないと、自分以外のモノや人に責任をなすりつけがちです。
検証をすると以下のような考え方になっていきます。
- 負けたのは、自分の検証が不十分だったからじゃな。
- 負けたのは、検証もしてない見聞きしただけの情報を使った自分のせいじゃな。
仙人になるまで検証せずとも、3か月も検証すれば考え方も変わってきますよ(笑)
FX検証を効率的にするおすすめソフト3選【無料アリ/スマホ版アリ】
以上、過去検証について説明してきました。
最後に、過去検証を快適におこなうためのツールをご紹介します。
FX検証をするときの注意点4つでもお伝えしたとおり、
検証作業は相当な時間と手間がかかります。
継続するのが難しい理由でもありましたね。
なので、検証を楽におこなうための検証ツールは必須です。
➀Forex Tester 5(本気でやるならコレ)
通称『FT5』
検証ツールの中でもトップクラスの機能性で本気でやるならおススメです。
なぜなら、検証データを自動で記録してくれる機能があるから。
具体的には下記など。
- エントリーと決済のタイミング
- 損益
- 勝率
要するに、手作業でエクセルにデータをまとめる工程を全部カットできます。
手動でも自動でも入力する検証データの内容は同じです。
なので、ぶっちゃけ手動で入力するのって完全に時間のムダなんですね。
検証時間で膨大な時間を浪費したくない方は導入することをおススメします。
②FX検証(App Store)
検証ツール『FX検証』は有料なのですがかなりおススメです。
最大の理由は、値段に対して性能が良すぎること。
たった160円で自動でチャートが早送りできる機能までついてます。
➂MT4
『MT4』は普段は取引で使うツールですが、一応検証ツールとしても使えます。
ただ、元々は取引するためのツールなので、検証では使いにくい場面もあります。
まとめ【快適な検証ライフを】
ということで、あとは検証あるのみ。
記事を読んだだけではなにも始まらないので、さっそく検証作業にとりかかりましょう。
検証手順はこの記事の最初に書いてあるので、読みながら実践してみてくださいね。
くりかえしになりますが、検証を継続することが重要です。
継続するには、日々の検証作業を効率化して快適にするのがベスト。
おススメの検証ツールは『FT 5 』です。
fx検証を続けたらこんな風になれるかも…
- fxでお金が減らなくなる
- 家計に数万円でも余分ができる
- 早く結果をだして、fx以外のことに時間をつかえる
あなたが快適な検証ライフを送れることを願っております!
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